2021/08/25 16:52
富山や石川では、魚のぬか漬のことを「こんか漬」と言って、古くから家庭で親しんできました。 寒の時期、氷見浜にあがった、いわし、さば、ぶりを能登塩で塩漬けしてしっかり水分を抜き、旨味を残します。 そこに加えるのは地元酒蔵の酒粕と、富山のこだわり農家によるお米の米糠、白糀のみ。 五代目、柿谷正成の仕入れの目利きと糠樽からあげるタイミングの読みを大切に、 毎日、世話を怠りません。 手間ひまかけてつくる、柿太のこんか漬をどうぞ。
いわしがよくなければ、煮干は作らない。 頑固親父の五代目が守り続ける、柿太のルール。
旬の小あじ、小いわしを熟練の技で手開きし、砂糖、天然塩、海洋深層水と地元の梅でつくる梅酢をあわせて煮詰めた秘伝のタレに、まる二日、漬けこみます。冷めても固くなりません。