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2021/08/25 16:46

   


そのまま食べておいしい『おやつ煮干』を油で揚げて、ドレッシングの風味づけと、サラダのトッピングに使います。生野菜、焼き野菜、お浸し、冷奴にかけるだけでなく、肉・魚料理のソースとして、あるいはパスタや素麺のソースとしても活躍する万能ソースです。
イノシン酸(煮干)+グルタミン酸(トマト)の組み合わせは、旨味の二重奏。

材料(作りやすい分量)
(ドレッシング)『おやつ煮干』15匹ぐらい、ニンニクひとかけ、ミディトマト*2個、オリーブオイル**60ml、酢(好みのもの)、塩
(サラダ)レタスやキュウリ、トウモロコシ、セロリ、ミニトマトなど、好みの野菜を数種類

作り方
1.ニンニクは皮をむいて芽を取り、薄くスライスして空のフライパンに入れる。オリーブオイルを全量注いでから火を点け、きつね色になるまで弱火でじっくり揚げてキッチンペーパーに取る。
2.『おやつ煮干』もさっと揚げてキッチンペーパーに取る。フライパンのオリーブオイルは冷ましておく。
3.トマトは皮ごとすり下ろして100ml分を容器に取り、2のオリーブオイルと塩小さじ1/2を加え、とろりとするまで攪拌。酢を適量加えて味を引き締める。
4.レタス、キュウリ、トウモロコシ、セロリ、ミニトマトなどを器に盛りつけ、2のニンニクと煮干をトッピング。ドレッシングを添える。
*トマトの種類によって酸や水分が異なるので、分量は加減してください。
**オリーブオイル以外の植物油に代えてもいい。

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手間ひまかけてつくる、柿太のこんか漬をどうぞ。

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いわしがよくなければ、煮干は作らない。
頑固親父の五代目が守り続ける、柿太のルール。

さくら干(梅酢仕込) あじ、いわし

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